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PCメーカーのレノボが自然保護団体のIsland Conservationと協力し、チリのロビンソン・クルーソー島でワーケーションとボランティアを組み合わせた「Work for Humankind」を実施しました。

日本から参加した山口智さんがメディア関係者のインタビューに応じたときの内容が掲載されていました。詳細は最後に掲載しているURLよりご覧ください。
このプロジェクトは、自分のバックグラウンドを活かして、島の課題解決のためのボランティア活動を週20時間行うことが参加の条件とされていますが、その他の時間はテレワークや好きなことに時間を使って良いということで、山口さんも日本との時差を利用して、仕事をしたりボランティア活動をしながら過ごしたということです。

国内の動きを見ていると、企業の得意なことをいかしてワーケーションしながら地域の課題解決をする取り組みはありますが、今回のレノボの件のように、参加者一人一人はそれぞれに仕事をしていて、島の課題を解決するために活動することが参加の条件で、それがボランティアであるということにおもしろさを感じました。

レノボは毎年課題解決のプロジェクトを実施しているようですが、
「同社では、世界10か国の約1万5000人を対象に働き方に関する意識調査を実施した結果、61%が「どこからでも仕事ができるのであれば、地域コミュニティへ恩返しをしたり、社会へポジティブな影響を残したりすることが非常に重要」と回答したとのことで、今回はボランティア活動をテーマの1つに掲げたという。」
と書かれています。

ネット環境を整備した拠点を現地に設けて、参加者が帰国したあとも課題解決に関われるようにサポートするということで、関係人口が世界中に増える、可能性を感じる取り組みだと思います。
費用についてはレノボが渡航費や宿泊費、朝食と夕食など多くを負担したようなので、これら滞在費を参加者が負担する場合の課題は残りますが、働き方が自由になってきた今、同じような活動が日本国内でも広まることを期待します。

詳細はこちらをご覧ください。

レノボがロビンソン・クルーソー島でワーケーション×ボランティアの社会実験
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e599765cef70b8e6623a4bb392f1d3c5189bfa4