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9月4日(土)10:00~12:00に、令和3年度 藤沢市生涯学習 講座企画「湘南らしい働きかたデザイン講座 Season3」の第二回目を開催しました。

テーマは「湘南らしい働きかたについて考える」で、当初はリアルの場で参加者の皆さまにお会いする予定でしたが、緊急事態宣言下ということもあり、オンラインの講座に変更して実施しました。

第一回目の終わりに、宿題として「湘南らしい働きかたワークシート」への記入をお願いしていたため、今回は各自記入していただいたシートの内容を共有しながら、他の方の考えを聞いたり感想を伝え合うワークショップ形式で行いました。ファシリテーターは、代表の清水謙が担当しました。

まずは清水から、最近の湘南エリアの働き方についてご説明しました。
過密な都心とは違った日常の生活リズムを求めてくる人が移住したり、二拠点生活を送る方がいらっしゃり、働き方改革などが言われる前から敏感な人が多いようです。
都心から1.5間以内の通勤距離にあることは便利ですが、例えばフリーランスで住む場所に制限がない方も、結局仕事の取引先は東京が多いなど、通えてしまうという点があります。また、コロナ禍で旅行に行くことができなかったりリモートワークで通勤も減るなど、動きづらさがある一方で、住んでいる近くに働き場がないか、楽しめることはないかと、より近くのエリアに目をむける時間ができたともいえます。

■湘南らしい働きかたを考える
ワークショップの時間は、宿題のワークシートを元に参加者同士が共有しあいました。シートは、現在の働き方、活かしたいスキル、目指したい働き方、そのための課題などに分かれており、皆さまとても細かく記入していました。
それぞれ4.5人のグループに分かれて、1人10分程の発表と感想を伝える時間をとりました。
全部のグループを回ることはできなかったのですが、グループワークにお邪魔させていただいたところ、

・やりたいことは明確でも、コロナ禍によるオンラインでのつながり方がわからない
・つなげてくれる人がおらず、どこに相談に行ったらいいかわからない
・住んでいる地域でなにかやりたいが、案外地域のことをよく知らない
・定年を迎える前の今、地域の情報を集めて準備したい
・定年以降に生活を支えるなにかをやってみたい
などなど、それぞれに違う悩み、考えを聞くことができました。

全体として、

・やりたいこと、できることはあるが、ニーズがどこにあるのかわからない
・情報を得るルートがわからない
といった感想が多くあがりました。

解決策として、

・この場にいる参加者で、すでにもっているつながりやアイデアを共有する
・地域ですでに活動しているNPO法人を探したり、facebookを活用する
・市の施設を活用する
といったことがあげられました。

ワークショップはとても盛り上がり、参加者同士で今後も協力できるよう連絡先を交換するなどされていました。これをきっかけに皆さまの活動がより広がるといいなと思います。

次回は「さまざまな働きかたの事例を知る」というテーマでゲストをお招きし、湘南らしい働き方を実践している方のお話を聞いていきます。次回もお楽しみに!